
こんにちは。居宅介護支援事業所で一人ケアマネをしているヒトケアです。はじめての方は、「ヒトケアの仕事術」活用ガイドをご覧ください。

介護情報基盤を利用するために何を行えばいいかわかりません。

介護情報基盤の利用を始めるまでには、大きく3つの手続きが必要です。
今回はその最初の一歩である、「介護情報基盤ポータル」のユーザ登録を、実際の画面に沿って一緒に確認していきましょう。
1.介護情報基盤の利用開始までに必要な3つの手続き
登録の手順に入る前に、まずは「介護情報基盤」がどんな仕組みで、利用開始までに何が必要なのかを押さえておきましょう。
1-1.介護情報基盤とは
要介護認定情報
住宅改修費の利用状況
LIFE情報
介護情報基盤とは、介護保険資格やケアプラン、要介護認定などの情報をひとつに集約し、介護事業所・市町村・医療機関・利用者の間で共有できるようにする全国共通の仕組みです。
令和8年4月から、介護情報基盤の運用が準備の整った市町村から順次始まっています。全国で本格運用が始まるのは令和10年4月1日の予定です。
お住まいの地域の状況は、市町村(保険者)の対応状況のページで確認できます。
介護情報基盤そのものは情報を集める仕組みで、事業所が実際に情報を見る窓口は「介護保険資格確認等WEBサービス(介護Webサービス)」になります。
負担割合証などの資格情報、要介護認定の進捗や結果、ケアプラン作成に必要な主治医意見書などを、介護Webサービス上で確認できるようになります。
1-2.利用開始までに必要な3つの手続き
介護情報基盤を使えるようになるまでには、事業所側で3つの手続きが必要です。
一度にまとめて行う必要はありません。ひとつずつ順番に行っていきましょう。

私の地域ではまだ介護情報基盤が導入されていないので、この手続きはできませんか?

市町村の対応状況にかかわらず、①〜③の登録・申請・設定はすべて今から進めても大丈夫です。
2.登録前に準備するもの

登録の手順に進む前に、事前に準備しておきたいものを確認しておきましょう。
2-1.電子請求受付システムのID・パスワード
介護情報基盤ポータルへの初回登録には、「電子請求受付システム」のユーザID・パスワードを使います。
ユーザIDは「KJ」から始まる12桁の英数字で、パスワードとあわせて、国保連合会から届く「電子請求登録結果に関するお知らせ」に記載されています。

このID・パスワードは、介護情報基盤ポータルだけでなく、ケアプランデータ連携システムやLIFEを利用する際にも必要になるので、大切に保管しておきましょう。
都道府県番号の一覧はe-Stat「市区町村を探す」で確認できます。
2-2.パスワードが見当たらないときは

電子請求受付システムのパスワードが探しても見つかりません。
電子請求受付システムの【ログイン】画面から「パスワード等を紛失した方はこちら」を選ぶと、パスワードの再設定・再発行ができます。
登録済みのセキュリティ用メールアドレスがわかる場合は、事業所番号とそのメールアドレスを入力するだけで、その場でパスワードを再設定できます。

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セキュリティ用メールアドレスが不明・未登録の場合は、国保連合会への再発行申請が必要になり、審査を経て「電子請求ログイン情報再発行通知書」が郵送されます。日数がかかる点にご注意ください。
3.介護情報基盤ポータル 初回利用登録の手順
登録の流れは、大きく5つのステップです。
全体像をつかんでから、ひとつずつ進めていきましょう。
3-1.ポータルへアクセスし「初回利用登録をする」を選ぶ
介護情報基盤ポータルのトップページから、右上の「ログイン」を押します。

ログイン画面が表示されたら、下部の「初回利用登録をする」を押してください。

3-2.電子請求受付システムのID・パスワードで認証する
「電子請求受付システム認証」画面が表示されたら、電子請求受付システムのユーザIDとログインパスワードを入力し、「次へ進む」を押します。


ID・パスワードがわからない方は、2-1.電子請求受付システムのID・パスワードとはをご確認ください。
3-3.ワンタイムパスワードを入力する
電子請求受付システムに登録されているセキュリティ用メールアドレス宛に、ワンタイムパスワード発行通知のメールが届きます。

メールに記載された6桁のワンタイムパスワードを入力し、「次へ進む」を押してください。


「セキュリティ用メールアドレス」はどこから確認できますか?

電子請求受付システムにログインし、次の手順で確認や設定ができます。

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3-4.新規ユーザー登録情報を入力する
ワンタイムパスワードの入力後、新規ユーザーとして登録する情報を入力します。

入力内容を確認し、「登録内容を確認する」→「登録する」と進みます。
登録が完了すると、登録したメールアドレス宛に、初回ログイン用の初期パスワードが記載されたメールが届きます。


メールが見当たらない場合は、迷惑メールフォルダもご確認ください。
ユーザを追加する

ユーザ登録ができるのは一人だけですか?

ユーザー登録は、初回登録の1名を含めて、事業所単位で最大5名まで行えます。

3-5.ログイン〜パスワード変更・利用規約同意
再び、介護情報基盤ポータルから、「ログイン画面へ」を押し、先ほど登録したID(メールアドレス)と初期パスワードでログインします。

介護情報基盤ポータルに登録したメールアドレス宛に、「ワンタイムパスワード発行通知」のメールが届くので、記載されたワンタイムパスワードを入力してください。

続けて新しいパスワードを設定し、介護情報基盤ポータルの利用規約の内容を確認したうえで「利用規約に同意する」にチェックを入れ、「パスワードを変更する」を押します。


これで初回利用登録が完了し、マイページに進めるようになります。
4.介護情報基盤ポータルでできること

介護情報基盤ポータルにログインをすると何ができるのですか?

マイページから、ユーザー情報の管理や各種申請の手続きができるようになります。
4-1.ログイン後のマイページでできること
マイページは「申請情報」と「ユーザ情報」の2つのブロックで構成されています。

申請情報ブロック:「各種申請」「申請一覧」「マイナ資格確認アプリ アカウント一覧」のボタンがあります。
ユーザ情報ブロック:「ユーザ情報/更新」「ユーザ一覧」「ユーザ新規登録」「組織情報/更新」のボタンがあります。
4-2.マイページからできる4つの申請
マイページの「各種申請」を押すと、次の4つの申請ページに進めます。

①マイナ資格確認アプリ利用申請

利用者のマイナンバーカードを読み取り、本人確認を行う「マイナ資格確認アプリ」で使うアカウントを申請します。
詳しい申請手順は、次回「マイナ資格確認アプリ利用申請編」で紹介します。
②電子証明書の発行申請

介護保険資格確認等WEBサービス(介護Webサービス)を利用するには、電子証明書(介護保険証明書または介護DX証明書)の発行及び端末へのインストールが必要です。
電子証明書のインストールの手順は、
ケアプランデータ連携システムの導入方法「ステップ5:電子証明書インストール」
で詳しく解説しています。
③助成金申請

介護情報基盤の導入にあたっては、カードリーダーの購入費用や、介護情報基盤との接続サポート等にかかる助成金を利用できます。

申請はこの「助成金申請」から行います。
短期滞在系
※申請内容に不備があった場合は、書類の再提出等が必要になります。
「助成金申請の手引き」はこちら。
④消費税及び地方消費税に係る仕入控除税額の報告

助成金を受け取った事業所は、助成事業の完了後、消費税及び地方消費税の申告により、助成金に係る仕入控除税額が確定した場合は報告が必要です。
なお、仕入控除税額が0円の場合も報告の対象となります。
仕入控除税額がある場合は、その額の返還が必要となります。
詳しい報告方法については、下記の手引きをご確認ください。
消費税及び地方消費税に係る仕入控除税額の報告の手引き
5.まとめ
介護情報基盤ポータルへの初回利用登録は、電子請求受付システムのID・パスワードさえ用意できれば、確実に進められます。
市町村の対応状況にかかわらず、ユーザ登録そのものは今から済ませておいて問題ありません。
まずは今回の記事を参考に、介護情報基盤ポータルへの登録を済ませておきましょう。

次回は、②マイナ資格確認アプリの利用申請について解説する予定です。








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