「令和6年度介護報酬改定Q&Aナビゲーター」(NotebookLM)を追加しました。
こんにちは。居宅介護支援事業所で一人ケアマネをしているヒトケア(@hito_care)です。
はじめての方は、「ヒトケアの仕事術」活用ガイドをご覧ください。

利用者の状況に応じて、適切な対応を見つけるのに悩んでいます。
ケアマネとして利用者ごとに異なるニーズに対応するため、最適な支援方法を見つけるのは日常的な悩みの一つです。
特に、複雑なケースや緊急性の高い対応が求められるとき、一人で考え込んでしまうことが多いのではないでしょうか。
また、周りにすぐ相談できる同僚がいない時や、時間が限られていてサポートを求める余裕がない状況もよくあります。
そんなとき、頼れる新しいパートナーがAIです。
AIは、24時間いつでもあなたの「相談役」として機能し、膨大なデータを基に適切な対応策やケアプランの提案を行ってくれます。

AI…。私にも使えるのでしょうか💦
たしかにAIと聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、実際には、日常の会話をするような感覚で手軽に使えます。
1.🗨️ケアマネジメントサポート(ChatGPT)
2.✎支援経過記録サポート(ChatGPT)
音声入力や箇条書きの情報をもとに、文法的に整った読みやすい記録文へ自動で整えます。 誤字や脱字、句読点の修正も行います。
複数の場面や内容が含まれる場合、それぞれに【】で見出しがつきます。
「支援経過記録サポート」の詳しい解説はこちら。
3.📃ケアプラン第2表文例作成(ChatGPT)
4.📖医療介護用語辞典(ChatGPT)
5.🔍️ヒトケア式アセスメントシート課題分析サポート(ChatGPT)
AIがヒトケア式アセスメントシート内の「AI分析用シート」の内容を読み取ります。
その後、利用者の状況を整理し、リスクや課題を明確にしたうえで、適切な支援策を提案します。
さらに、ケアプラン2表の作成までサポートします。
6.📘居宅介護支援 解釈通知ナビゲーター(ChatGPT)
7.📕居宅介護支援 運営基準ナビゲーター(ChatGPT)
「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準」(運営基準)に書かれていることだけを正確に引用し、根拠に基づいてわかりやすく解説します。
8.👨🏫居宅介護支援 運営基準&解釈通知ナビゲーター(ChatGPT)
9.📑サービス担当者会議の要点サポート(ChatGPT)
サービス担当者会議の内容をもとに、ケアマネジャーが作成する「サービス担当者会議の要点」を、正式な議事録形式で自動生成する支援ツールです。
検討項目と会議メモを入力するだけで、検討内容・結論・必要に応じて残された課題を整理し、録文書としてふさわしい形式に整形します。
音声入力や箇条書きにも対応しており、議事録作成の効率化と記録の質の向上をサポートします。
10.👨💼居宅介護支援事業所 運営指導対策サポート(NotebookLM)
「居宅介護支援事業所 運営指導対策チャットボット」では、以下の資料をもとに、運営指導に関するご質問にお答えします。
1.厚生労働省「介護保険等運営指導マニュアル」
2.厚生労働省「別添 確認文書・確認項目一覧」※居宅介護支援のみ
3.ヒトケアの仕事術「居宅介護支援事業所の運営指導対策」
11.📋️認定調査サポート(NotebookLM)
「認定調査サポート」では、以下の資料を参照しながら、認定調査における各項目の選択や特記事項の記載方法について、参考情報やアドバイスを提供します。
1.厚生労働省|要介護認定認定調査員テキスト改訂版
2.東京都|認定調査員ハンドブック2024
3.ヒトケアの仕事術|要介護認定調査の聞き取り方と特記事項の記入例
日々の認定調査業務のサポートとして、ぜひご活用ください。
12.❓️令和6年度介護報酬改定Q&Aナビゲーター(NotebookLM)
「令和6年度介護報酬改定Q&Aナビゲーター」では、厚生労働省が発出した「令和6年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.1〜Vol.15)」を唯一の根拠資料として、制度解釈や実務対応における正確な照会を可能にする専門ナビゲーションです。
※最終的な判断や対応については、必ず保険者に確認してください。

ケアマネジメント専用AIのリンクはこちら。
※今後も随時追加していきます。
🎙️AI(NotebookLM)による音声解説はこちら。
🤖専用AIの使い方に関して、AIに質問する。
※Googleアカウントが必要。
当サイトで紹介している各種テンプレートは、以下の記事にてセット販売しています。
1.AIの基礎知識

「生成AI」という言葉は最近よく耳にしますが、具体的にどういうものか、少し難しそうに感じるかもしれません。
ここでは、「生成AI」がどのようなものか、そしてどのようにケアマネジメントの現場で役立つのかを説明します。
①「AI」とは何か?

その前に「AI」自体がよく分かりません…。
AIは「Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)」の略で、日本語では「人工知能」と呼ばれています。
簡単に言うと、コンピュータが人間のように考えたり、学んだりする技術のことです。
AIは、私たちが日常的に行っている「情報を整理する」「判断する」「問題を解決する」といった作業を、自動的に行うことができるものです。
私たちの生活の中で、すでに多くの場面でAIが活躍しています。
例えば、
- ネットショッピング:AIは、あなたの過去の購入履歴からおすすめ商品を提示してくれます。
- カーナビゲーション:AIが交通データを分析して、最短ルートを教えてくれます。
など、私たちの生活のさまざまな場面でAIが使われています。

AIって意外と身近な存在なんですね!
②「生成AI」とは?
さて、AIの基本が分かったところで、次に「生成AI」について説明します。
「生成AI」とは、入力された情報を基に新しい文章や画像などを自動で作り出すAIのことです。
たとえば、質問や依頼に応じて、その内容に最適な文章や提案を生成してくれます。

ChatGPTも生成AIの一つですか?
はい、ChatGPTも生成AIの一つです。
ChatGPTは、あなたが入力した質問に対して、過去の膨大なデータや知識を基にして自然な文章で答えを返してくれるAIです。
例えば、
「認知症ケアで気をつけるべき点を教えて」
と質問すると、具体的な注意点を示してくれます。

会話をしているような感覚で使えます。
2.ケアマネジメントにおける生成AIの活用場面


生成AIはケアマネジメントにも活かせるのでしょうか?

もちろんです。具体的には次のような場面で生成AIが有効に活用できます。
①ケアマネジメント全般に関する相談
生成AIは、ケアマネジメント業務全般における相談役として活用できます。
特にアセスメントやケアプラン作成時には、利用者のニーズを的確に捉え、支援内容の抜け漏れを防ぐ補助ツールとして機能します。
「ケアマネジメントサポート」では「適切なケアマネジメント手法」を活用し、認知症や脳血管疾患など疾患別の視点や、多職種連携で必要となる支援方法を具体的に提示します。
また、利用者の状態変化や家族からの相談に対しては、モニタリングの視点を踏まえた具体的なアドバイスを行い、安心して生活を続けられるよう支援します。
これにより、ケアマネジャーは自信を持って業務を進められ、サービスの質の向上につながります。
②ケアプランの文例や支援経過記録の作成
ケアマネジャーの業務において、ケアプランの作成や支援経過記録の入力が欠かせませんが、日々の業務量の中で書類作成に多くの時間を取られることが課題となっています。
こうした課題に対して、生成AIの文章作成機能が大きな強みを発揮します。
「ケアプラン第2表文例作成」では、利用者の状態や課題分析の結果に基づき、具体的な文例を自動で作成します。
「支援経過記録サポート」では、ケアマネジャーが記録したい内容を簡潔に箇条書きするだけで、記録文書として適切な形に自動で整えます。
生成AIの活用は、ケアマネジャーの書類や記録業務の負担を軽減し、利用者との対話や支援の質向上に集中するための有効な手段となります。
③医療、介護の専門用語の検索
ケアマネジャーの業務では、利用者の状態やサービス提供内容について多くの専門用語を理解し、適切に用いることが求められます。
こうした場面で、こうした場面で、生成AIの解説機能が大きな助けとなります。
「医療・介護用語辞典」は、医療・介護の現場で役立つ専門用語の解説や理解をサポートするために設計されたツールです。
ケアマネジャーが業務中に必要となる用語の意味や使い方を、迅速かつ的確に調べることができます。
④運営基準/解釈通知の検索・解説
居宅介護支援に関する要件や運営基準を定めた「解釈通知」(指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について)も、文章量が多く複雑なため、AIによる検索・要点把握が非常に有用です。
「居宅介護支援 運営基準ナビゲーター」「居宅介護支援 解釈通知ナビゲーター」では、あらかじめ運営基準や解釈通知のPDFファイルをAIに取り込み、質問に対して該当条文や条件をそのまま引用しながら答える仕組みを採用しています。
AIが関連箇所を瞬時に探し出し、正確な文言を参照して回答するため、ケアマネジャーは必要情報を調べる時間を大幅に削減できます。
3.【無料でできる】ChatGPTのアカウントを作成しよう


私もケアマネジメントの専用AIを使ってみたいです。

専用AIを利用するには、ChatGPTの無料アカウントを作成する必要があります。
ChatGPTにアクセスし、「サインアップ」をクリックします。
4.ケアマネジメント専用AIの使い方


AIを使って、ケアマネジメントの相談やケアプランの文例作成をしたいです。

ここからは、専用AIの使い方について詳しく解説します。
- ケアマネジメントサポート(ChatGPT)
- 支援経過記録サポート(ChatGPT)
- ケアプラン第2表文例作成(ChatGPT)
- 医療・介護用語辞典(ChatGPT)
- ヒトケア式アセスメントシート課題分析サポート(ChatGPT)
- 居宅介護支援 運営基準ナビゲーター(ChatGPT)
- 居宅介護支援 解釈通知ナビゲーター(ChatGPT)
- 居宅介護支援 運営基準&解釈通知ナビゲーター(ChatGPT)
- サービス担当者会議の要点サポート(ChatGPT)
- 居宅介護支援事業所 運営指導対策サポート(NotebookLM)
- 認定調査サポート(NotebookLM)
①ケアマネジメントサポート
「ケアマネジメントサポート」は、ケアマネジメント業務全般の相談やアドバイスを行います。
利用者のアセスメントやケアプラン作成、モニタリング、相談対応、多職種連携など、さまざまな課題に対応します。
例えば、
- 新規の利用者に対するケアプランの立て方
- 利用者の状態が変化した際の対応方法
- 家族との関係構築や説明の仕方
- 多職種との情報共有や連携の進め方
といった具体的な内容から、日々の業務の進め方まで幅広くサポートします。
どのようなことに悩んでいるのか、具体的に入力することで、より的確なアドバイスができます。
【使い方の流れ】
ケアマネジメントサポートにアクセスします。
はじめて「ケアマネジメントサポート」を利用する方は、「はじめに」をクリックしてください。
具体的なサポート内容や留意点について説明してくれます。
「新規利用者について相談したい」をクリックすると、利用者に関する情報提供の質問が返ってくるので、詳細な情報を入力しましょう。

その他、日頃のケアマネ業務に関する質問を気軽にしてみましょう。
「ケアマネジメントサポート」は、こちらからご利用できます。
ChatGPT:🗨️ケアマネジメントサポート
②支援経過記録サポート
「支援経過記録サポート」は、ケアマネジャーが支援経過記録を作成する際に役立つツールです。
音声入力や箇条書きで入力された利用者の状況や支援内容を、記録文書として整えます。
【使い方の流れ】
③ケアプラン第2表文例作成
「ケアプラン第2表文例作成」は、居宅サービス計画書の第2表を作成する際に活用します。
【使い方の流れ】

ケアプラン第2表文例作成にアクセスし、利用者の状況や課題、サービス種別等を入力します。

目標の中に、デイサービスの利用が記載されていますね。
サービスの利用は手段なので、目標に記載されているのは違和感があります。
一度の入力では、抽象的な文例が出力されることが多くなりますが、対話を重ねて深掘りしていくことで、より利用者の状況に合った文例に近づけることが可能です。
それでも「文例」はあくまで「文例」でしかありません。
最終的には、この「文例」を基に、ケアマネの皆さんが利用者一人ひとりに合った目標を設定し、仕上げていくことが重要です。

ケアプラン作成の「たたき台」として、ご活用ください。
④医療・介護用語辞典
「医療介護用語辞典」は医療・介護の現場で使われる専門用語の辞典として設計されています。医療従事者や介護職の方が、専門用語の意味や使い方を素早く確認できるように作られています。
【使い方の流れ】
⑤ヒトケア式アセスメントシート課題分析サポート

AIを活用してアセスメントシートの内容を分析したいです。

「AI分析用シート」を作成しましたので、ご活用ください。


「AI分析用シート」の活用手順は、以下のとおりです。
ステップ1:アセスメントシートの入力を完了する。

アセスメントシートの入力をすると、その内容が「AI分析用シート」に自動で転記されます。
ステップ2:「AI分析用シート」をPDFで保存する

アセスメントシート入力後、「AI分析用シート」をPDFで保存します。
ステップ3:「ヒトケア式アセスメントシート課題分析サポート」に「AI分析用シート」をアップロードする

「ヒトケア式アセスメントシート課題分析サポート」に、ステップ2で保存した「AI分析用シート」をアップロードします。
ステップ4:AIがアセスメントシートの内容を分析
ステップ5:ケアプラン(第2表)作成をサポート※令和7年6月15日追加
ステップ4の分析後に、ケアプラン作成を依頼すると、ケアプラン第2表の文例を5つ出力してくれます。


アセスメントからケアプラン(2表)作成まで、一気通貫で行えます。
⑥居宅介護支援 解釈通知ナビゲーター/⑦居宅介護支援 運営基準ナビゲーター
「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準」(運営基準)
「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について」(解釈通知)
に書かれていることだけを正確に引用し、根拠に基づいてわかりやすく解説します。
運営基準、解釈通知に書かれていることを正確に回答
運営基準、解釈通知の記載に基づき、次のような実務的な質問に対応できます。
- 運営規定に定める事項
- 管理者や介護支援専門員の配置要件
- 他の職務との兼務の可否
- モニタリングの頻度と方法
- 記録の保存期間や方法
- 身体拘束の取扱い
- BCP(業務継続計画)の研修・訓練記録の取扱いなど
回答形式
ナビゲーターの回答は、すべて以下の形式で構成されています。
🔹1.運営基準、解釈通知の引用
運営基準、解釈通知に記載されている該当部分の原文を、省略せずに全文そのまま引用します。
例:
🔹1.運営基準、解釈通知の引用(引用元:2.人員に関する基準、第2条)
「指定居宅介護支援事業所に置くべき管理者は、主任介護支援専門員であって、専ら管理者の職務に従事する常勤の者でなければならないが、…」
🔸2.解説
引用した内容について、
- 通知の趣旨や背景
- 実務上の留意点
- よくある誤解や注意点
などをわかりやすく整理して説明します。


回答できるのは、解釈通知の内容に限定
「居宅介護支援 運営基準ナビゲーター」「居宅介護支援 解釈通知ナビゲーター」では、運営基準や解釈通知に記載のないことは一切回答しません。
つまり、
「実地指導でこう言われたんだけど?」
「現場ではこうやってるけど正しいの?」
といった、通知に書かれていない実務的なノウハウについては、「該当なし」と回答されます。
「書いてあること」と「書いていないこと」を明確に区別できるAIとして設計されています。
注意点
最終的な判断や運用については必ず保険者に確認することが大切です。
あくまで、運営基準や解釈通知に書いてあることを正確に確認するツールとして使うのが基本です。
⑧居宅介護支援 運営基準&解釈通知ナビゲーター
「居宅介護支援 運営基準&解釈通知ナビゲーター」は、
「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準」(運営基準)
「指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準について」(解釈通知)
に記載された内容のみを根拠として、該当箇所をそれぞれ正確に全文引用し、条文の趣旨や実務上の留意点をわかりやすく解説する専門アシスタントです。
回答形式
🏛️1.運営基準の引用
運営基準から該当する条文を省略せず全文そのまま引用します。
🔍2.解釈通知の引用
解釈通知から該当する通知文を省略せず全文引用します。
👨🏫3.解説
引用内容の趣旨、背景、実務での留意点や誤解しやすいポイントを初学者にもわかりやすく整理・解説します。

⑨サービス担当者会議の要点サポート
「サービス担当者会議の要点」を、正式な議事録形式で自動生成する支援ツールです。
検討項目と会議メモを入力するだけで、検討内容・結論・必要に応じて残された課題を整理し、録文書としてふさわしい形式に整形します。

サービス担当者会議が始める前に入力しておきましょう。
音声入力の方法はこちらをご覧ください。
⑩居宅介護支援事業所 運営指導対策サポート
「居宅介護支援事業所 運営指導対策サポート」では、以下の資料をもとに、運営指導に関するご質問にお答えします。
1.厚生労働省「介護保険等運営指導マニュアル」
2.厚生労働省「別添 確認文書・確認項目一覧」※居宅介護支援のみ
3.ヒトケアの仕事術「居宅介護支援事業所の運営指導対策」


「居宅介護支援事業所 運営指導対策サポート」には、どのような質問をしたら良いですか?

居宅介護支援の運営指導に関する、以下のような質問に答えてくれます。
- 運営指導の全般的な内容について
- 運営指導の目的や基本知識は何ですか?
- 運営指導はどのくらいの頻度で実施されますか?
- 運営指導と監査の違いは何ですか?また、どのような状況で運営指導が監査に切り替わりますか?
- 居宅介護支援事業所の運営指導の具体的な確認事項について
- 運営指導ではどのような項目が確認されますか?
- 運営指導で準備すべき書類は何ですか?
- ケアマネジメントプロセスに関して、どのような点が確認されますか?
- 身体的拘束や高齢者虐待の防止について、どのような点が確認されますか?
- 介護報酬請求の適正化について、どのような指導が行われますか?
- 運営指導の実施プロセスと対応について
- 運営指導の実際の流れはどうなりますか?
- 運営指導における指導担当者からのヒアリングではどのような内容が聞かれますか?
- 運営指導の結果、どのような指導(文書指導、口頭指導、助言)が行われますか?
- 指導を受けた場合、改善報告は必要ですか?
⑪認定調査サポート
「認定調査サポート」では、以下の資料を参照しながら、認定調査における各項目の選択や特記事項の記載方法について、参考情報やアドバイスを提供します。
1.厚生労働省|要介護認定認定調査員テキスト改訂版(平成 30 年 4 月)
2.東京都|認定調査員ハンドブック2024
3.ヒトケアの仕事術|要介護認定調査の聞き取り方と特記事項の記入例

質問に対して、どのように回答してくれますか?

調査項目に関する質問には、以下の形式で回答します。
- 最初に結論を明示
- 次にその結論の根拠や理由、具体的な状況をわかりやすく解説
- 調査項目に関する具体的な質問があった場合、特記事項の記入例も提示

⑫令和6年度介護報酬改定Q&Aナビゲーター
「令和6年度介護報酬改定Q&Aナビゲーター」では、令和6年度の介護報酬改定に関する疑問(加算の要件、減算の適用、研修の扱いなど)について、厚生労働省が発行したQ&A(Vol.1〜Vol.15)に基づいて正確に照会できます。
例1:虐待防止のための必要な取り組みを知りたい

例2:オンラインモニタリングを実施するには?

業務対応において、「何が要件として書かれているか」を明確に知りたい場面でご活用いただくことが最適です。
【すぐに使える】ケアマネジメント専用AIをサイドバーに固定する方法(ChatGPT)

ChatGPTのケアマネジメント専用AIをすぐに使えるようにしたいです。

サイドバーに固定すれば、いつでも使えますよ。
PCから固定する方法
専用AIを開き、画面上部のタイトル横の矢印アイコン(▼)をクリックします。
メニューから「サイドバーに表示する」を選択します。

スマホから固定する方法

専用AIを開き、画面左上のタイトル横の三点リーダー(⋮)をタッチします。
次に「サイドバーに表示する」をタッチします。
ChatGPTのアプリはこちら
・Android版
・iOS(iPhone)版

ケアマネジメント専用AIのリンクは、この記事の最後にあります。
5.ケアマネジメントで生成AIを利用する際の留意点

ケアマネジメントにおいて生成AIを利用する上で、いくつかの留意点があります。
①アドバイスは参考情報として活用
生成AIが提供するアドバイスや提案は、過去のデータや学習結果に基づいていますが、すべてのケースに完全に適合するとは限りません。
生成AIが提案する内容はあくまで参考情報として受け取り、最終的な判断はケアマネジャー自身が行う必要があります。
特に、利用者の状態や個別ニーズに応じて、人間の目で慎重に判断することが大切です。
②個人情報の取り扱いに注意
生成AIを利用する際には、入力する情報が適切に管理されているかを確認することが重要です。
実際のケースについて相談する場合は、必ず匿名化された情報を使用し、個人が特定されるような詳細な内容は避けてください。
③最新の情報を確認する
法改正や介護保険制度の変更などがあった場合、AIの知識が最新でないこともあります。大きな決定を行う際には、AIの助言に加えて、最新の法規や制度情報を自分で確認することも大切です。
④具体的で明確な質問を入力
生成AIは、入力された質問に基づいて答えを生成します。
曖昧な質問では適切なアドバイスが得られないこともあるため、具体的かつ明確な質問をするよう心掛けましょう。
例:「ケアプランを作成するためのアドバイスが欲しい」よりも、「高齢者の認知症初期に適したケアプランの提案を教えてください」のように具体的に入力すると、より的確なアドバイスが得られます。
⑤人間の判断力との併用
生成AIは強力なサポートツールですが、すべてをAIに任せることはできません。
AIが得意な部分(データ分析や提案)と、人間が得意な部分(経験や感情的な判断)を組み合わせて活用することが理想的です。
6.【ChatGPTだけじゃない】ケアマネ業務で活用できる生成AI

ChatGPT以外にも生成AIはあるのですか?
近年、生成AIはChatGPTだけにとどまらず、独自の特徴を持つ多彩なツールが登場しています。
これらのツールは、状況に応じて使い分けることで、ケアマネ業務の効率化や支援の質の向上につながります。
ここでは、ChatGPT以外の生成AIツールとして、PerplexityとNotebookLMに焦点を当て、その特徴と具体的な活用法についてご紹介します。
①Perplexity(パープレキシティ)

まずは、“対話型AI検索エンジン”とも呼ばれている「Perplexity」(パープレキシティ)からご紹介します。

対話型AI検索エンジン…。
それは一体何ですか?
通常の検索エンジン(例えばGoogle)は、キーワードを入力すると関連するウェブページのリンクを表示しますが、Perplexityは検索結果をそのまま文章としてまとめて回答してくれるという特徴があります。
また、Perplexityは対話形式にも対応しており、ユーザーが質問を入力すると、それに対してAIが会話のように答えてくれます。
「もっと詳しく教えて」や「この情報の根拠は?」といった追加の質問もできるため、まるで会話をしながら情報を調べる感覚で使うことができます。

最近、私はGoogle検索よりも、Perplexityに質問して調べる方が多くなりました。
Perplexityの特徴
- 迅速な情報提供
通常の検索エンジンのように膨大なリンクが提示されるのではなく、必要な情報を整理し、具体的かつ簡潔な回答として提示します。 - 複数ソースからの統合情報
質問に対して複数の信頼性のある情報源を基に回答を生成します。どの情報源に基づいているかを明示するため、回答の信頼性も高まります。 - 対話形式での情報深掘り
回答に追加の質問を投げかけることで、より詳細な情報や関連情報を得ることが可能です。 - 専門知識へのアクセス
医療や介護など、専門分野に特化した質問に対しても、分かりやすく整理された回答を提示します。
Perplexityの活用方法

1. ケアマネ業務での情報収集
質問例:
「令和6年度介護報酬改定での居宅介護支援に関する情報をまとめてください。」

2. 利用者や家族への情報提供
質問例:
「新宿区内の全て特別養護老人ホームの住所と連絡先を一覧で表示してください。」

3. 専門的な関わりの確認
質問例:
「認知症ケアの具体的な方法を教えてください」
②NotebookLM(ノートブックエルエム)

続いては、Googleが開発した無料の生成AIノートサービス「NotebookLM」(ノートブックエルエム)をご紹介します。
先ほどのPerplexityでは、インターネット上の複数のウェブページから情報収集しましたが、NotebookLMでは、ユーザーがアップロードした資料を基にAIが内容を理解し、要約や質問への回答を行うことができます。

Googleアカウントがあれば、誰でも利用できます。
NotebookLMの特徴
- データに基づいた分析
NotebookLMは、ユーザーがアップロードした資料を基に動作します。特定の資料の内容を深く理解し、その中から重要なポイントを抽出・整理する能力があります。 - 情報の要約と簡素化
NotebookLMは複雑な内容を簡潔にまとめるのが得意です。長い文章を読み解く時間を大幅に短縮できます。 - 質問に基づく柔軟な応答
資料の中にある情報に関して、自由に質問を投げかけることができます。
例:「この資料の主要な結論は何ですか?」
NotebookLMの活用方法

1. アンケート結果の分析
私は、地域のケアマネ協会で実施したケアマネジャー向けアンケートの結果をNotebookLMに取り込み、分析を行ったうえで報告書を作成しました。

1. 資料の要約
2024年4月から12月にかけて開催された「「ケアマネジメントに関する諸課題検討会」の資料をNotebookLMに読み込ませ、その要点を要約したうえで、ブログ記事としてまとめました。
【重要ポイント総まとめ】ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会
③ChatGPT、Perplexity、NotebookLMの使い分け

3つの生成AIツールをどのように使い分けたら良いですか?

各ツールの特徴や活用場面を表にまとめました。
ツール名 | こんな時に使う | 得意なこと | 苦手なこと |
---|---|---|---|
ChatGPT | ・文章作成 ・相談相手 ・アイデア出し | ・人間らしい文章 ・幅広い質問に対応 ・会話が自然 | ・最新情報が不足 ・時々間違った情報 |
Perplexity | ・最新ニュース調べ ・情報収集 ・信頼できる情報探し | ・インターネット検索 ・出典明記 ・リアルタイム情報 | ・深い分析は苦手 ・複雑な質問は難しい |
NotebookLM | ・資料の整理 ・文書の要約 ・特定の文書分析 | ・自分の資料を深く理解 ・正確な情報提供 ・文書の要点抽出 | ・提供した資料以外は使えない ・汎用性が低い |
7.まとめ:ケアマネジメント×AIでより良い支援を実現しよう

今回の記事では、ChatGPTで作成した、ケアマネジメント専用チャットの使い方や留意点について紹介しました。
AIは膨大なデータを瞬時に処理し、利用者の状態に基づいて最適なケアプランを提案したり、今後の状態変化を予測したりすることで、ケアマネジャーの判断をサポートします。
AIは単なる業務効率化のツールではなく、ケアマネのパートナーとして、ケアの質向上にも大きく寄与します。
AIを賢く活用し、より良い支援と効率的な業務運営を実現するための新たなステップを踏み出しましょう。

これからAIを活用したケアマネジメントを実践していくのが楽しみです!
8.ケアマネジメント専用AIリンク一覧
当サイトで紹介しているケアマネジメント専用AIは以下からご利用できます。
有料記事(買い切り型)の購入方法はこちら。
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