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こんにちは。居宅介護支援事業所で一人ケアマネをしているヒトケア(@hito_care)です。
はじめての方は、「ヒトケアの仕事術」活用ガイドをご覧ください。

毎日電話が鳴り止まず、報告書はFAXや郵送で届きます。
介護現場では、いまだに多くの介護事業所が電話やFAX、郵送といったアナログな手段を用いています。
これらの非効率な手段によって煩雑な作業は一向に減らず、介護現場の士気低下を招くことになります。
そして、その影響は最終的に利用者さんへの支援の質低下に繋がるのです。

これからもこの働き方を続けるしかないのでしょうか?
今回はそのような悩みを抱えるケアマネさんに向けて、私の実践事例を交えながらケアマネジャーのためのICT活用法について解説します。
例えば、これまでの電話やFAXからチャットツールを中心とした多職種連携に変えることで、より正確な情報を迅速に共有することが可能です。
また、タブレットやクラウド型介護ソフトを活用することで、事務所以外でも記録業務を行なえます。
これらのICTツールを活用することによって、
- ケアマネジャーの業務負担軽減
- 利用者への支援の質向上
の2つが実現し、ケアマネジャーの働き方は大きく変わります。
日々の煩雑な作業に追われて燃え尽きてしまいそうなケアマネさんは、今回の記事を読みケアマネジャーの仕事に希望を持っていただければ幸いです。
ChatGPTで作成した、ケアマネジメント専用チャットの使い方は、以下の記事で解説しています。
- ケアマネのICT活用事例①:チャットツールによる多職種連携の円滑化
- ケアマネのICT活用事例②:クラウドストレージを利用した書類管理
- ケアマネのICT活用事例③:ビデオ通話によるサービス担当者会議の開催
- ケアマネのICT活用事例④:インターネットFAXでPC、スマホから送受信
- ケアマネのICT活用事例⑤:Googleフォームによるサービス担当者会議の照会
- ケアマネのICT活用事例⑥:タブレット+クラウド型介護ソフトでどこでも記録
- ケアマネのICT活用事例⑦:Googleカレンダーでスケジュール管理
- ケアマネのICT活用事例⑧:Googleスプレッドシートによる空き情報シート情報の共有
- ケアマネのICT活用事例⑨:サービス提供票をデータで一括送信
- ケアマネのICT活用事例⑩:Google ToDoリストでタスク管理
- ケアマネのICT活用事例⑪:IP電話アプリで事業所の電話にいつでも出られる
- まとめ:ケアマネジャーにICTツールの活用は不可欠。できることから始めよう!
ケアマネのICT活用事例①:チャットツールによる多職種連携の円滑化

- 毎日の電話対応で記録業務が追いつかない
- 電話で連絡した内容が上手く伝わっていなかった
- 仕事をしているご家族との電話がつながりにくい
上記の課題はチャットツールを活用することで解決できます。
さらに多職種によるグループチャットの体制が構築されると、以下の業務効率化、多職種連携に繋がります。
- 一つのメッセージ(情報)の送信で関係者全員と共有できる
- サービス事業所同士による直接の連携(連絡)ができる
- メッセージの記録を支援経過記録に貼り付けることができる

ヒトケアさんの使っているチャットツールを教えてください。

私はMCS(メディカルケアステーション)をメインに利用しています。
MCS(メディカルケアステーション)は、全国の医療介護の現場で利用されている地域包括ケア・多職種連携のためのコミュニケーションツールです。
MCSのチャットルームは、
- 医療・介護側(多職種のみが参加)
- 患者側(多職種+本人、家族も参加)
の2グループがあり、メッセージの内容によってチャットルームを使い分けることができます。


私は、多職種+ご家族が全員参加するグループ作成を目指しています。
MCSについての詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
ケアマネのICT活用事例②:クラウドストレージを利用した書類管理


ペーパーレス化をして書類をどこでも管理できるようになりたいです。

クラウドストレージを利用すれば、場所や端末を選ばずにファイルの管理ができますよ。
クラウドストレージとは、インターネット上のサーバー(※サービスを提供する側のコンピューター)にデータを保存できるサービスです。
例えば、写真や動画、ドキュメントなどのデータを、自分のパソコンやスマートフォンなどの端末ではなく、インターネット上で保存することができます。
クラウドストレージのメリットは以下のとおりです。
- 大容量のデータを保存できる
- 場所や端末を選ばすファイルが開ける
- データのバックアップが不要

クラウドストレージにはどのような種類がありますか?
代表的なクラウドストレージサービスとしては、
- Dropbox
- Google ドライブ
- OneDrive
が挙げられます。

私はDropboxを活用しています。
Dropbox内の利用者フォルダは以下のように保存しています。




日頃、事務所に保管しているケースファイルのデジタル版を作るイメージです。
Dropboxの基礎知識と活用法については以下の記事をご覧ください。
ケアマネのICT活用事例③:ビデオ通話によるサービス担当者会議の開催

タブレットとZoomなどのビデオ通話を活用すれば、利用者宅でのオンラインサービス担当者会議の開催が可能になります。
オンラインサービス担当者会議には以下のメリットがあります。
- 柔軟なスケジュール調整、参加が可能になる
オンライン会議では、参加者は事務所や自宅など、任意の場所から参加できます。
参加者は会議に参加するための移動時間を気にする必要がないため、柔軟なスケジュール調整や参加が可能になります。 - 利用者、家族の負担軽減につながる
利用者宅への訪問は、私たちにとっては当たり前の行動であっても、利用者さんやご家族にとっては日常の出来事ではありません。
信頼関係が構築できている関係者だとしても、家族以外の他者が自分の家に上がることには一定のストレスを感じることもあるはずです。
特に、大勢の関係者が参加するサービス担当者会議の場合には配慮が必要です。
利用者さんやご家族の負担を軽減するためにも、オンライン会議の選択肢を用意することが望ましいです。
ケアマネのICT活用事例④:インターネットFAXでPC、スマホから送受信

「外回りから戻った後に届いたFAXを確認、送信するのが大変」
「大量に届くFAXを仕分けるのに時間が掛かる」
「紙で届くFAXをデジタル化してペーパーレスにしたい」
従来の複合機(コピー機)によるFAXの送受信に課題を抱えている方は多いのではないでしょうか?
それらの課題もインターネットFAXなら解決できます。
インターネットFAXは、インターネットに接続されたデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット等)から送受信が可能です。
さらに受信したデータは電子的に管理・保存できるため、重要な文書の整理やバックアップが容易になります。

ヒトケアさんの利用しているインターネットFAXを教えてください。

私が利用しているインターネットFAXはMOVFAXです。
基本のFAX送受信の機能以外にも、
- イメージ編集
- フォルダ作成
- 検索
などの便利な機能が充実しています。
MOVFAXの料金は以下のとおりです。
- 基本料金:980円(税込1,078円)※プレミアムプランは3,980円(税込4,378円)
- 受信料金:1,000枚まで無料。
※1,001枚~10円(税込11円)/枚 - 送信料金:1送信2枚まで10円 (税込11円)

1人ケアマネの場合、1ヶ月の利用料金は1,400~1,500円程度です。

MOVFAXについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
MOVFAXの申し込みは以下からどうぞ。

ケアマネのICT活用事例⑤:Googleフォームによるサービス担当者会議の照会


サービス担当者会議のたびにFAXで照会を依頼するのが大変です。
回答するサービス事業所さんも照会用紙に手書きで回答するのも大変だと思います。

Googleフォームを使えば紙の照会用紙を使わずに依頼ができますよ。
GoogleフォームはGoogleが無料で提供する入力フォーム作成ツールです。
パソコンはもちろん、スマートフォンでもフォームを作成、回答することが可能です。
Googleフォームによる照会のメリットは以下のとおりです。
- 照会フォームのテンプレートを作成することで効率的に依頼できる
- 外出先からもスマホからフォームの作成、送信、回答の閲覧ができる
- Googleスプレッドシートと連携することで照会回答を一つにまとめられる

Googleフォームによる照会は、
- 依頼する側(ケアマネ)
- 依頼される側(サービス事業所)
双方の業務効率化に繋がります。
Googleフォームによる照会方法について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ケアマネのICT活用事例⑥:タブレット+クラウド型介護ソフトでどこでも記録

「外出先でも記録ができればいいのに…」
その希望を叶えてくれるのが、タブレットとクラウド型介護ソフトの活用です。
タブレットを使用して介護ソフトにアクセスすることで、モニタリングの記録やケアプラン等をリアルタイムで入力・更新できます。
私はモニタリング訪問後は、事務所に戻る前に公園のベンチなどに腰掛けてタブレットを開いてモニタリング記録を終えるようにしています。


“記録を残さず事務所に戻る”
がマイルールです。

ヒトケアさんの利用している介護ソフトを教えてください。

私はクラウド型介護ソフトのカイポケを利用しています。
カイポケならタブレット(iPad)が無料で一台貸与されるので、新たに業務用タブレットを購入する必要がありません。
カイポケとタブレット活用に関する詳しい説明は以下の記事をご覧ください。
ケアマネのICT活用事例⑦:Googleカレンダーでスケジュール管理


先日、自宅に手帳を忘れてしまい、スケジュールが確認できずに大変でした。

Googleカレンダーでスケジュール管理をすれば、その心配もなくなりますよ。
Googleカレンダーは、Googleが提供するオンラインのスケジュール管理ツールです。
Googleカレンダーを利用すると、日々の予定やタスクなどを個人やチームで効率的に管理できます。
PCやスマートフォンなど複数のデバイスで同期されるため、場所を問わず手軽にスケジュール調整可能です。
また「新しいカレンダー」を活用することで、ケアマネのスケジュール管理だけでなく、利用者さんの管理もできるようになります。

「新しいカレンダー」とは何ですか?
Googleカレンダーでは、目的やテーマごとに複数のカレンダー(新しいカレンダー)を作成できます。
複数のカレンダーを使うことで、さまざまな活動や予定の管理が可能です。

私は以下の新しいカレンダーを作成しています。
- 認定調査
- ショートステイ
- 入退院
- 契約・契約終了
- 研修・勉強会

Googleカレンダーの詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
ケアマネのICT活用事例⑧:Googleスプレッドシートによる空き情報シート情報の共有

「担当件数がいっぱいの時に新規の依頼が来て断ってしまった…」
「新規の依頼を受けられるのに地域包括支援センターから連絡が来ない…」
居宅ケアマネの皆さんなら、そのような悩みを抱えているのではないでしょうか?

私はその課題を解決するために居宅介護支援事業所の空き情報シートを作成しています。
地域の居宅介護支援事業所にも空き情報を入力してもらっています。

サービス事業所さんから空き情報の紙をよく受け取ります。
それと同じものですか?

私は紙ではなく、Googleスプレッドシートを使って空き情報を伝えています。

Googleスプレッドシートで空き情報シートを作成、共有するメリット配下のとおりです。
【空き情報を入力する側のメリット】
・最新の空き状況を知らせることでタイミングよく新規の依頼が受けられる。
・担当件数がいっぱいで受けられない時に電話で断ることがなくなる。
【依頼する側のメリット】
・地域の介護事業所の空き状況がひと目で分かるため、効率よく新規の依頼ができる。
・複数の介護事業所の空きがある時に、利用者に合った事業所を選ぶことができる。
私はGoogleスプレッドシートを利用して空き情報シートを作成し、地域包括支援センターと共有することで、タイミングよく新規の依頼を受けられるようになりました。
空き情報シートの作成方法については以下の記事をご覧ください。
ケアマネのICT活用事例⑨:サービス提供票をデータで一括送信


毎月のサービス提供票の送信に時間と手間がかかります。

「カイポケケア連携」を使えば、2クリックで一括送信できます。

カイポケケア連携とは何ですか?
カイポケケア連携とは、介護ソフトカイポケが提供しているサービス提供票や居宅サービス計画書等をデータ送信できるシステムです。

カイポケ会員であれば無料で利用できます。


サービス提供票等がデータで送れるのは便利ですが、サービス事業所もカイポケ会員でないと送れないですよね?

居宅介護支援事業所がカイポケ会員なら、サービス事業所が別の介護ソフトを使っていてもデータ送信できます。

ということは、全ての介護サービス事業所にサービス提供票等がデータ送信できるのですね!
さらにカイポケ会員同士であれば、サービス事業所からの実績データを受信することも可能です。

私がカイポケを利用して最も業務効率化を実感できたのが、カイポケケア連携です。


カイポケ非会員にも送信できるので、私は9割以上のサービス事業所にサービス提供票がデータ送信できています。
- サービス提供票の送信
- 実績の受信※カイポケ会員同士のみ
- 居宅サービス計画書(1~3表)
- サービス担当者会議の要点
- 申込書※サービス事業所への利用申込書
- アセスメントシート(簡易版)※課題分析標準項目23項目を満たした簡易版
- アルバム※カイポケタブレット(iPad)で撮影した写真を送信可能
カイポケケア連携について詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
カイポケの無料体験のお申し込みは以下からどうぞ。
【当サイト限定】このリンクから無料体験開始でAmazonギフト券5,000円プレゼント
※本キャンペーンは【(株)エス・エム・エス】による提供です。
※本キャンペーンについてのお問い合わせはAmazonではお受けしておりません。
※Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴはAmazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
ケアマネのICT活用事例⑩:Google ToDoリストでタスク管理


約束をしていた折返しの電話をすっかり忘れていました。

Google ToDoリストを使えばタスク漏れを防げますよ。
Google ToDoリストは、やるべきタスクをリスト形式で管理するのに便利です。
タスクの一覧化だけでなく、Googleカレンダーと連動して期限を設定することもできます。
これにより、タスクの見落としを防ぎ、効率的な業務が可能になります。
Google ToDoリストは、スマートフォンやタブレットからもアクセスできるため、いつでもどこからでもタスクの管理が可能です。
また、Googleアカウントと連携しているため、デバイス間での同期も自動的に行われます。



私はすぐに対応できないタスクはGoogle ToDoリストにメモすることを徹底しています。
ケアマネのICT活用事例⑪:IP電話アプリで事業所の電話にいつでも出られる

私は2015年7月に一人ケアマネとして独立しましたが、2020年12月までは固定電話を利用していました。
その後は固定電話を廃止し、事業所の電話をIP電話アプリに変更しました。

IP電話アプリとは何ですか?
IP電話アプリとは、インターネット回線を利用して音声通話を可能としたアプリです。
IP電話の契約後、スマートフォン等からアプリをインストールすることで050の専用番号を利用できます。
- 外出先でも事業所の電話に出られる
- 固定電話よりも利用料金が安くなる
- Bluetoothイヤホンを使えば両手が自由になる
一方でIP電話アプリには以下のデメリットも存在します。
- 050番号は信用度が低い
- 通話品質は通信環境に左右される
- フリーダイヤルや緊急通報の発信ができない

IP電話アプリのメリット、デメリットを理解した上で導入をご検討ください。
IP電話アプリについての詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
まとめ:ケアマネジャーにICTツールの活用は不可欠。できることから始めよう!

今回は私が実際に使用しているケアマネ業務に活用できるICTツールについて解説しました。
今回紹介した様々なICTツールを活用することで、煩雑な作業の時間を減らし、利用者さんと向きう時間や多職種との円滑な連携等の支援の時間を増やすことができます。
私達が本来注力すべき支援の時間を増やすことは、利用者さんのためだけでなく、ケアマネジャー自身にとっても仕事のやりがいや自己実現にもつながります。
とはいえ、長年継続してきたアナログな手法からICTツールの活用へと移行するのは容易ではありません。
まずは今回紹介した様々なICTツールの中から「これならできそう!」と思うものを見つけて、実践してみましょう。

私はまずはGoogleフォームでサービス担当者会議の照会をやってみます!

全国のケアマネジャーの皆さんがICTツールを活用して、本来の力を発揮されることを願っています。
当サイトで販売しているテンプレートの購入方法は、以下の記事で解説しています。
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