こんにちは。居宅介護支援事業所で一人ケアマネをしているヒトケア(@hito_care)です。
利用者の状況に応じて、適切な対応を見つけるのに悩んでいます…。
ケアマネとして、利用者ごとに異なるニーズに対応するため、最適な支援方法を見つけるのは日常的な悩みの一つです。
特に、複雑なケースや緊急性の高い対応が求められるとき、一人で考え込んでしまうことが多いのではないでしょうか。
また、周りにすぐ相談できる同僚がいない時や、時間が限られていてサポートを求める余裕がない状況もよくあります。
そんなとき、頼れる新しいパートナーがAIです。
AIは、24時間いつでもあなたの「相談役」として機能し、膨大なデータを基に適切な対応策やケアプランの提案を行ってくれます。
AI…。私にも使えるのでしょうか💦
たしかにAIと聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、実際には、日常の会話をするような感覚で手軽に使えます。
私がChatGPTで作成した「ケアマネジメントサポート」を使えば、同僚や先輩に相談しているような感覚で、あなたの質問に応じてアドバイスや提案を返してくれます。
一人で悩む時間を減らし、より効率的かつ的確にケアプランを作成できるよう、AIという新しいツールを活用していきましょう。
「ケアマネジメントサポート」のサイトはこちら。
※ChatGPTのアカウント登録(無料)が必要です。
当サイトで紹介している各種テンプレートは、以下の記事にてセット販売しています。
1.AIの基礎知識
「生成AI」という言葉は最近よく耳にしますが、具体的にどういうものか、少し難しそうに感じるかもしれません。
ここでは、「生成AI」がどのようなものか、そしてどのようにケアマネジメントの現場で役立つのかを説明します。
「AI」とは何か?
その前に「AI」自体がよく分かりません…。
AIは「Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)」の略で、日本語では「人工知能」と呼ばれています。
簡単に言うと、コンピュータが人間のように考えたり、学んだりする技術のことです。
AIは、私たちが日常的に行っている「情報を整理する」「判断する」「問題を解決する」といった作業を、自動的に行うことができるものです。
私たちの生活の中で、すでに多くの場面でAIが活躍しています。
例えば、
- ネットショッピング:AIは、あなたの過去の購入履歴からおすすめ商品を提示してくれます。
- カーナビゲーション:AIが交通データを分析して、最短ルートを教えてくれます。
など、私たちの生活のさまざまな場面でAIが使われています。
AIって意外と身近な存在なんですね!
「生成AI」とは?
さて、AIの基本が分かったところで、次に「生成AI」について説明します。
「生成AI」とは、入力された情報を基に新しい文章や画像などを自動で作り出すAIのことです。
たとえば、質問や依頼に応じて、その内容に最適な文章や提案を生成してくれます。
ChatGPTも生成AIの一つですか?
はい、ChatGPTも生成AIの一つです。
ChatGPTは、あなたが入力した質問に対して、過去の膨大なデータや知識を基にして自然な文章で答えを返してくれるAIです。
例えば、
「認知症ケアで気をつけるべき点を教えて」
と質問すると、具体的な注意点を示してくれます。
会話をしているような感覚で使えます。
2.ケアマネジメントにおける生成AIの活用場面
生成AIはケアマネジメントにも活かせるのでしょうか?
はい、生成AIはケアマネジメントに大いに役立ちます。
生成AIは、膨大なデータや情報を瞬時に処理し、ケアマネが直面するさまざまな問題に対して、適切なアドバイスや提案を返してくれます。
具体的には、次のような場面で生成AIが有効に活用できます。
活用場面①:ケアプラン作成のサポート
ケアプラン作成時に、利用者の生活全般の課題(ニーズ)、長期・短期目標に対する最適な提案や文例を提供します。
生成AIは利用者の生活状況を総合的に分析し、具体的な解決アプローチを示すため、効率的かつ質の高いケアプラン作成をサポートします。
活用場面②:利用者の状態予測
利用者の現在の状態を入力すると、生成AIは今後どのような変化が考えられるかを予測し、適切な対策を助言します。これにより、先を見据えたケアが可能になります。
活用場面③:多職種連携のサポート
医療・介護サービス事業者、インフォーマルサービスの関係者など、多職種連携を円滑に進めるための提案を行います。
活用場面④:利用者・家族への相談援助
利用者やその家族からの相談に対して、わかりやすく、具体的なアドバイスを行います。
活用場面⑤:業務効率化
ケアマネジャーの日常業務を効率化するためのアドバイスやツール活用の提案を行います。時間管理や優先順位の付け方、業務負荷軽減に役立つ提案を提供します。
生成AIは、まさに頼れるパートナーですね!
3.【専用チャット】「ケアマネジメントサポート」の使い方
ここからは、私が作成したマイGPT「ケアマネジメントサポート」の使い方と、利用時の留意点についてご紹介します。
「ケアマネジメントサポート」は、普通のChatGPTとは違うのですか?
ケアマネジメントサポートは通常のChatGPTと違い、ケアマネジメント業務に特化した作りになっています。
通常のChatGPTはあらゆる質問に対応できる汎用的なAIですが、「ケアマネジメントサポート」はケアマネの皆さんが必要とする情報やアドバイスをより具体的に提供できるよう設計されています。
具体的には、ケアマネジメントにおける生成AIの活用場面で挙げた、ケアマネジメントに関連した以下の業務に関する具体的な提案や助言を行います。
どうすれば、「ケアマネジメントサポート」を利用できますか?
ケアマネジメントサポートは、以下の手順に従って、無料で利用できます。
使い方①:ChatGPTのアカウントを作成する
ChatGPTのアカウントをお持ちでない方は、アカウントの作成から始めましょう。
ChatGPTにアクセスし、「サインアップ」をクリックします。
メールアドレスやGoogleアカウントなどで簡単に登録できます。
※アカウントの登録は無料。
アカウント作成後、ChatGPTにログインできます。
使い方②:「ケアマネジメントサポート」にアクセスして質問を入力する
チャット画面にケアプランや利用者に関する質問を入力すると、ケアマネジメントサポートが適切なアドバイスや提案を返してくれます。
使い方③:質問の仕方
どんな質問をしたら良いでしょうか?
はじめて「ケアマネジメントサポート」を利用する方は、「はじめに」をクリックしてください。
すると、具体的なサポート内容や留意点について説明してくれます。
「新規利用者について相談したい」をクリックすると、利用者に関する情報提供の質問が返ってきますので、詳細な情報を入力しましょう。
その他、日頃のケアマネ業務に関する質問を気軽にしてみましょう。
4.「ケアマネジメントサポート」を利用する際の留意点
ケアマネジメントサポートを利用する上で、いくつかの留意点があります。
生成AI(ChatGPT)は非常に便利なツールですが、その特性を理解し、適切に活用することが重要です。
以下に、主な留意点をまとめます。
①アドバイスは参考情報として活用
生成AIが提供するアドバイスや提案は、過去のデータや学習結果に基づいていますが、すべてのケースに完全に適合するとは限りません。
「ケアマネジメントサポート」が提案する内容はあくまで参考情報として受け取り、最終的な判断はケアマネジャー自身が行う必要があります。
特に、利用者の状態や個別ニーズに応じて、人間の目で慎重に判断することが大切です。
②個人情報の取り扱いに注意
「ケアマネジメントサポート」を利用する際には、入力する情報が適切に管理されているかを確認することが重要です。
実際のケースについて相談する場合は、必ず匿名化された情報を使用し、個人が特定されるような詳細な内容は避けてください。
③最新の情報を確認する
法改正や介護保険制度の変更などがあった場合、AIの知識が最新でないこともあります。大きな決定を行う際には、AIの助言に加えて、最新の法規や制度情報を自分で確認することも大切です。
④具体的で明確な質問を入力
「ケアマネジメントサポート」は、入力された質問に基づいて答えを生成します。
曖昧な質問では適切なアドバイスが得られないこともあるため、具体的かつ明確な質問をするよう心掛けましょう。
例:「ケアプランを作成するためのアドバイスが欲しい」よりも、「高齢者の認知症初期に適したケアプランの提案を教えてください」のように具体的に入力すると、より的確なアドバイスが得られます。
⑤人間の判断力との併用
生成AIは強力なサポートツールですが、すべてをAIに任せることはできません。
AIが得意な部分(データ分析や提案)と、人間が得意な部分(経験や感情的な判断)を組み合わせて活用することが理想的です。
5.まとめ:ケアマネジメント×AIでより良い支援を実現しよう
今回の記事では、ChatGPTで作成した「ケアマネジメントサポート」の使い方や留意点について紹介しました。
AIは膨大なデータを瞬時に処理し、利用者の状態に基づいて最適なケアプランを提案したり、今後の状態変化を予測したりすることで、ケアマネジャーの判断をサポートします。
AIは単なる業務効率化のツールではなく、ケアマネのパートナーとして、ケアの質向上にも大きく寄与します。
AIを賢く活用し、より良い支援と効率的な業務運営を実現するための新たなステップを踏み出しましょう。
これからAIを活用したケアマネジメントを実践していくのが楽しみです!
ChatGPTで作成した「ケアマネジメントサポート」のサイトはこちら。
※ChatGPTのアカウント登録(無料)が必要です。
当サイトで販売しているテンプレートの購入方法は、以下の記事で解説しています。
コメント