こんにちは。居宅介護支援事業所で一人ケアマネをしているヒトケア(@hito_care)です。
先日、自宅に手帳を忘れてしまい、スケジュールが確認できずに大変でした。
Googleカレンダーでスケジュール管理をすれば、その心配もなくなりますよ。
長年、紙の手帳を愛用してきた方々にとっては、書き込みの自由さに慣れ親しんでいるかと思います。
しかし、常に手帳を携帯することやスケジュール変更時の書き直しなどに、少なからず不便さを感じているのではないでしょうか?
そこで今回は紙の手帳を使わずにGoogleカレンダーを活用した効率的なスケジュール管理について解説します。
Googleカレンダーは、Googleが提供するオンラインのスケジュール管理ツールです。
Googleカレンダーを利用すると、日々の予定やタスクなどを個人やチームで効率的に管理できます。
PCやスマートフォンなど複数のデバイスで同期されるため、場所を問わず手軽にスケジュール調整可能です。
今回はケアマネさんに向けてGoogleカレンダーの具体的な活用法を解説します。
- 紙の手帳を使わずに、パソコンやスマホでスケジュール管理をしたい
- ケアマネ自身のスケジュール管理だけでなく、利用者さんの予定管理もしたい
- 重要な予定を忘れずに管理したい
上記に当てはまるケアマネさんは、今回の記事を最後までご覧ください。
私もGoogleカレンダーを使うようになり、紙の手帳から卒業しました。
Googleカレンダーについてイチから知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【基本編】Googleカレンダーにケアマネの業務スケジュールを入力しよう
まずは基本編として、Googleカレンダーにケアマネの業務スケジュールを入力しましょう。
例としてモニタリングのスケジュールを入力します。
スケジュールを立てたい日の空欄をクリックします。
スケジュールを立てる画面が表示されるので、以下の入力をしましょう。
①スケジュールタイトル
はじめにスケジュール(予定)のタイトルを入力します。
- 鈴木一郎様(仮名)モニタリング
- 田中太郎様(仮名)アセスメント
- 佐藤花子様(仮名)サービス担当者会議
など、ぱっと見で分かるよう入力しましょう。
②スケジュール時間
スケジュールの開始時間と終了時間を入力します。
アセスメントやモニタリングなどの終了時間は読めないので、おおよその時間を入力しましょう。※時間を設定しない場合は「終日」にチェックを入れます。
③スケジュールの繰り返し
毎月の訪問予定日が固定されている場合は繰り返しの設定をすると、毎月予定を入力する手間が省けます。
※左画像の場合、毎月第2水曜日に鈴木一郎様(仮名)のモニタリングが予定される。
④場所を追加
「場所を追加」に住所を入力すると、Googleマップと連携されます。
病院名や施設名などの入力でも住所を指定できます。
- 初回訪問の利用者宅
- 認定調査先
- 初めて行く病院、施設
などで場所を追加しておくと、目的地へとスムーズに辿り着けます。
⑤スケジュールの色分け
スケジュールによって色分けしておくと、ぱっと見で予定が分かるようになります。
私の場合、
- 紫色:アセスメント
- 青色:モニタリング
- サービス担当者会議:緑
と色分けしています。
⑥保存
全ての入力ができたら「保存」ボタンをクリックします。
以上でスケジュールの登録は完了です。
予定を変更したい場合はドラッグ&ドロップで簡単に変更できます。
紙の手帳より断然効率的ですね!
【応用編】新しいカレンダーを活用したケアマネのスケジュール管理
先ほどの基本編のスケジュール設定でも、手帳いらずのスケジュール管理が可能ですが、「新しいカレンダー」を活用することで、ケアマネのスケジュール管理だけでなく、利用者さんの管理もできるようになります。
「新しいカレンダー」とは何ですか?
Googleカレンダーでは、目的やテーマごとに複数のカレンダー(新しいカレンダー)を作成できます。
複数のカレンダーを使うことで、さまざまな活動や予定の管理が可能です。
私は以下の新しいカレンダーを作成しています。
新しいカレンダーの作成方法
新しいカレンダーの作成の手順は以下のとおりです。
①画面左側の[他のカレンダー]の[+]をクリック
②[新しいカレンダー]を作成クリック
③[名前](※例:その他)、[説明](※任意)を入力。
④[カレンダーを作成]をクリック。
⑤画面左側に新しいカレンダー(その他)が追加。
※チェックボックスによって、カレンダーの表示/非表示の切り替えが可能。
新しいカレンダーの作成方法は以上です。
次はおすすめのカレンダー作成について解説します。
おすすめのカレンダー作成①:認定調査
私は通常のカレンダーとは別に認定調査用のカレンダーを作成しています。
通常のカレンダーの予定を非表示にする(※チェックボックス外す)と、認定調査の予定のみが表示されるので、毎月何件調査をしたか把握しやすくなります。
おすすめのカレンダー作成②:ショートステイ
ショートステイ用のカレンダーを作成することで、利用者さんのショートステイ利用日を即座に確認できます。
おすすめのカレンダー作成③:入退院
利用者さんの入院期間を確認したい時がありますが、支援経過記録などを遡って調べるのが手間です。
入退院用のカレンダーを作っておけば、チェックを入れるだけですぐに確認できますよ。
私はタイトルに以下の情報を入力しています。
利用者さん全員の入退院の状況が把握できますね!
おすすめのカレンダー作成④:契約・契約終了
契約・契約終了用のカレンダーを作成しておくと、毎月の担当件数の増減を把握できます。
また、右上の検索アイコン(虫眼鏡アイコン)から利用者氏名を入力すると、契約・契約終了日の確認もできます。
おすすめのカレンダー作成⑤:研修・勉強会
ケアマネになると研修や勉強会に参加する機会が多くなります。
そのため、研修・勉強会用のカレンダーを作成しておくと、管理がしやすくなります。
まとめ:Googleカレンダーを活用して簡単、便利にケアマネのスケジュール管理をしよう
今回の記事では、Googleカレンダーを活用したスケジュール管理の方法について解説しました。
Googleカレンダーを使えば、パソコンやスマートフォンから予定の確認や追加・変更がスムーズに行えます。
さらにショートステイや入退院などの予定をカレンダーに追加することで、利用者のスケジュール管理も簡単に行えます。
紙の手帳に頼る必要はもうありません。
Googleカレンダーを活用して、簡単、便利なケアマネジャーのスケジュール管理を実現しましょう。
私もこれからGoogleカレンダーを使ってスケジュール管理をしていきます!
当サイトで販売しているテンプレートの購入方法は、以下の記事で解説しています。
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