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居宅介護支援事業所の独立を検討しています。
収入については見当がつくのですが、支出の方はよく分かりません…。

独立開業するのであれば、収支管理は欠かせないですよね。
今回は居宅介護支援事業所の9つの固定費(経費)を低く抑える方法について解説します。
居宅介護支援事業所のケアマネジャーであれば、
介護報酬(担当件数×居宅介護支援費+加算)+その他の報酬(認定調査委託料等)
により、ご自身が一月にいくら稼いでいるかの“収入”を把握できます。
一方、“支出”については、事務所の賃料や水道光熱費、介護ソフト料金などの固定費が掛かることは把握しているものの、具体的な金額までは分からない方が多いのではないでしょうか?
居宅介護支援事業所の運営では、以下の固定費が発生します。

固定費だけでもこれだけ掛かるのですね…。
できれば少しでも低く抑えたいですね。
上記の固定費は工夫次第で低く抑えることができます。
例えば、人件費であれば自分ひとりに役員報酬を支払うより、配偶者などの家族にも給与を支払い所得を分散することで税金や社会保険料を安くすることができます。
税理士報酬についても、決算申告業務のみを依頼すれば月々の顧問料は掛かりません。
さらに会計ソフトのfreee会計とfreee申告を利用することで、税理士を付けずに自分で法人申告まで行うことも可能です。

私が試行錯誤する中で見つけた固定費削減のノウハウを全てお伝えします。

今回の記事を読めば、独立後の事業所運営のイメージが持てそうです!
居宅介護支援事業所の独立開業の流れについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
固定費その①:人件費(役員報酬)

最初に人件費(役員報酬)について解説します。
自分の役員報酬を変更できるのは、原則として事業年度の期首から3ヶ月以内です。
仮に3月決算の法人の場合は、4~6月の間に変更する必要があります。

思っていた以上に利益が多く出た場合、事業年度の途中で役員報酬を上げたり、役員賞与を出しても良いのですか?

一度決めた役員報酬は、基本的に事業年度の途中で変更することはできません。
役員賞与も原則として経費として認められないため、課税対象となります。

途中で役員報酬も上げられず、役員賞与も経費にできないのであれば、役員報酬はなるべく高く設定した方が良いですよね?
自分の役員報酬を上げすぎてしまうと、個人の所得税、住民税や社会保険料が増額されるデメリットがあります。
そのデメリットの解消として、家族に給与を支払い所得分散する方法があります。
例えば、月収30万円を自分一人の役員報酬として支払うのではなく、
- 自分に22万円
- 家族(配偶者など)に月8万円
と分散した方が、税金も社会保険料も低く抑えられます。
家族(配偶者など)が他に所得がない場合、年収103万円以下にすることで所得税も掛かりません。

私の場合、妻に事務員として働いてもらい所得分散をしています。

税金と社会保険料を抑えるために、独立したら私も所得分散をします!
固定費その②:事務所の賃料

人件費(役員報酬)の次に大きな固定費が「事務所の賃料」です。
一人ケアマネならワンルームで6~7畳のスペースがあれば十分にやっていけます。
それでも賃貸マンション、アパートなどを借りると毎月それなりの賃料が掛かります。

私の場合、1K7畳のアパートで家賃は50,000円です。

月50,000円の固定費は大きいですね。
できれば自宅で開業したいですが、条件はありますか?
自宅開業の条件は指定権限を持つ保険者(市区町村)によって違いがあります。
例えば、神奈川県横浜市の居宅サービス事業等における設備等のガイドラインでは、「自宅を事業所とする場合の注意事項」として、次のように示されています。
(4) 自宅を事業所とする場合の注意事項
自宅を事業所とする場合は、営業時間帯は事業所の専有となり、営業時間帯は家族等が使用することはできなくなります。
横浜市健康福祉局介護事業指導課 居宅サービス事業等における設備等のガイドライン
居宅介護支援事業所、訪問介護事業所、訪問看護事業所で、専有部分となるのは事務室、相談室、会議室です。
※ 自宅所有者と開設法人との間で、賃貸借契約又は使用貸借契約の締結が必要となります。
私の地域のケアマネさんは、保険者から「自宅と事務所の玄関は別にするように」言われましたが、自宅が戸建てだったため、庭に出る「掃きだし窓」を事務所玄関とすることで認められました。
また、別のケアマネさんは自宅マンションでの開業を保険者に相談したところ「自宅にいる家族が事業と関わりがあれば、玄関は同じで良い」と伝えられました。
そのケアマネさんは、法人設立時の出資者である配偶者(夫)との二人暮らしだったため、自宅マンションでの開業が認められました。

自宅開業を目指すケアマネさんは、まずはご自身の保険者に条件を確認しましょう。
居宅介護支援事業所を「自宅」か「貸事務所」のどちらにするか迷われている方は、以下の記事をご覧ください
固定費その③:社会保険料

自分で会社を設立すると、社会保険料の負担が重くのしかかります。
なぜなら、会社に雇われていた頃は「労使折半」により、社会保険料の半分を会社が払ってくれていましたが、自分で会社を設立すると社会保険料を自分の会社+自分で全額払う必要があるからです。

会社に雇われていた頃よりも倍の社会保険料を負担することになるのですね。
何とか社会保険料を安くしたいです。
社会保険料を下げるためは「標準報酬月額」を理解する必要があります。
標準報酬月額とは、会社員の毎月の給与から天引きされる
- 厚生年金保険料
- 健康保険料
- 介護保険料※40歳以上から
の3つの社会保険料を算出する際の基礎となる金額です。
標準報酬月額は月額5万8千円の第1級(標準月額63,000円未満)から月額139万円(標準月額1,355,000円)の第50級までの全50等級に区分されています。
全国健康保険協会が発表している「健康保険・厚生年金保険の保険料額表」を見れば、ご自身の社会保険料が分かります。
下の画像は東京都の令和5年3月分(4月納付分)からの「健康保険・厚生年金保険の保険料額表」になります。


標準報酬月額のことは理解できました。
結局、どうすれば社会保険料が安くなるのですか?
社会保険料を安くする重要なポイントは、
“4~6月の役員報酬(給与)を標準報酬月額の等級ギリギリで設定する”
ことです。
社会保険料は毎年4~6月の平均報酬額を計算し、その年の9月から翌年の8月までの標準報酬月額を決定します。
そのため、4~6月の平均報酬額を等級ギリギリに設定することで、社会保険料を抑えることができます。

報酬月額より1円でも高くなると、等級が1つ上がってしまいますので、4~6月の役員報酬を慎重に計算しましょう。
社会保険料を安くするための詳細は、以下の記事をご覧ください
固定費その④:税理士報酬


税理士への報酬も結構掛かりそうですよね…。
税理士への報酬は、依頼する業務内容によって報酬も異なります。
私の場合、2015年6月に法人を設立する際に税理士(会計事務所)と顧問契約をしました。
当初の契約内容は、毎月の領収書を渡して記帳業務までお願いするいわゆる“丸投げ”の状態です。
面談も月1回行う契約内容で、顧問料は月1万円でした。
※別途、年末調整(21,000円)や決算業務(77,000円)。

税理士の顧問料が月1万円は結構安いんじゃないですか?
たしかに月1万円の顧問料の会計事務所は他にありませんでした。
それでも毎月1万円の固定費は馬鹿になりません。
そこで3期目からは決算業務(77,000円)のみ依頼するようになりました。
2021年度からは、決算業務も含めて自分で行っています。

今は税理士が付いていないということですか!?

一人ケアマネ事業所であれば、収支の把握もしやすいので税理士なしでも可能です。
ただ、会計の基礎知識は必要なので簿記3級の資格は取っておきましょう。
税理士を付けずに一人で決算書の作成から法人税の申告まで行うのであれば、クラウド会計ソフトのfreee会計【freee会計】を選びましょう。
大半の会計ソフトで決算報告書の作成まではできますが、税務申告書の作成までは対応している会計ソフトは少ないです。
freee会計なら決算書の作成はもちろん、freee申告(※別途料金)を利用すれば法人税申告書作成から、電子申告までを自分で行うこと(セルフ申告)ができます。

一人ケアマネなら、簿記の資格を取って、freee会計、freee申告を使えば開業時から税理士なしでもいけそうですか?
開業時から税理士なしで全てを行うのは流石に無謀です。
私が考える一人ケアマネ事業所の“税理士卒業”の最短ルートは以下のとおりです。
- 1期目:税理士と顧問契約(※毎月の顧問料発生)をしながら、自分で会計ソフト(freee会計)
で帳簿する。 - 2期目:決算業務のみを税理士に依頼する。
- 3期目:freee申告を利用して法人税申告書の作成・申告までを自分で行う(セルフ申告)

自分の会社の経営状況を知るためにも税理士に丸投げせず、自分でfreee会計を利用して自分で帳簿を付けていきます。
いずれは私もfreee申告を使ってセルフ申告にチャレンジします!
固定費その⑤:介護ソフト料金


開業したらどの介護ソフトを利用するか迷っています。
値段も機能もピンキリですよね。

独立型の居宅介護支援事業所であれば「カイポケ」を選びましょう。
2023年2月28日に行ったTwitterでもアンケートでは、独立した(予定)のケアマネさんの約6割でカイポケが選ばれています。
独立型居宅介護支援事業所でカイポケが選ばれる大きな理由の一つして、全くの初心者でも開業の流れをトータルサポートしてくれる「開業支援サービス」の存在があります。
上記のTwitterからのアンケートでも、
- 独立する単独型の居宅に特化したサポートに助けられています!
- 創業支援は大きかったですね。定款があんなに安く作れるとは思っていなかったです。
- 開業支援、コスパ、定額スマホですかね😊
- 開業前後のサポート体制があるのと、独立した元上司の事業所が使っていたから、ですね
等、開業支援に関するコメントを多くいただきました。

独立開業するためには、法人設立や税務関係の届出など、初めて経験することばかりなので、開業支援のサービスがあるのはありがたいですね!
独立ケアマネさんからカイポケが選ばれる理由は、開業支援だけではありません。
カイポケではケアマネ業務を効率化してくれる以下のサービス、機能があります。
- クラウド型介護ソフトでどこでも操作可能
- iPad1台を無償貸与
- データ連携で業務効率化

これだけのサービス、機能が充実していると、利用料金もそれなりにしますよね…?

居宅介護支援事業所の利用料金は月額5,000円(税抜き)です。

月額5,000円(税抜き)ですか!?
固定費を抑えたい独立ケアマネさんにとって、ありがたい利用料金ですね!


良心的な利用料金もカイポケが独立ケアマネさんから選ばれる理由の一つです。
カイポケについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
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※本キャンペーンは【(株)エス・エム・エス】による提供です。
※本キャンペーンについてのお問い合わせはAmazonではお受けしておりません。
※Amazon、Amazon.co.jpおよびそれらのロゴはAmazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。

固定費その⑥:インターネット料金

ケアマネ業務もインターネット環境がなければ仕事ができません。
ただ、インターネット回線の契約をすると月5,000円程度の通信費が新たに発生します。

月5,000円の通信費は大きいですね…。
インターネット料金をなくす良い方法はないですか?
インターネット料金をなくす方法は以下の2つがあります。
- インターネット完備の賃貸マンション等と契約する
- スマートフォンのテザリング機能を使う
まずは事務所を探す際にインターネット完備の物件を探してみましょう。
もしインターネット完備の賃貸であれば、それだけで月5,000円程度の固定費(通信費)の削減ができます。
インターネット完備の賃貸を選べなかった場合は、自分のスマートフォンをテザリングして事務所のパソコン等と接続しましょう。
テザリングとはスマートフォンの通信回線を利用して、近くにあるパソコンなどをインターネット接続できる機能のことです。

私は事務所として使用している賃貸アパートがインターネット完備になるまで、テザリング機能を使って事務所のパソコン等をインターネットに接続していました。
私が使用しているスマートフォンのahamoは通常で月20GBまでのデータ通信が可能です。
一人ケアマネ事業所であれば、月20GB あれば事務所のPCとテザリングで繋いでも十分足りる容量です。
ahamoの場合、テザリング機能を利用するためのオプション料金も掛かりませんので、スマートフォンの利用料金のみで事務所のインターネット回線も繋ぐことができます。

事務所として借りるアパート、マンションがインターネット完備でなければ、テザリング機能を使ってインターネット料金0円を目指します!
ahamoの申込みは以下からどうぞ。

固定費その⑦:FAX料金


FAXを利用するために複合機のリースを検討しています。
FAXに関しては、高価な複合機のリースをせずにインターネットFAXを利用しましょう。
インターネットFAXのコスト面でのメリットは、
- 電話回線、FAX機が不要
- 紙代、インク代の削減
などが挙げられます。
また、業務効率化においても、
- インターネット環境があれば、どこからでも送受信できる
- FAXデータの管理がしやすい
などのメリットがあります。

オススメのインターネットFAXはありますか?

私が利用しているインターネットFAXは「MOVFAX(モバックス)」です。
数あるインターネットFAXの中からMOVFAXを選んだ理由は、コストパフォーマンスの高さです。
MOVFAXのスタンダードプラン(小規模オフィス向け)の月額の基本料金は、980円(税込1,078円)となっています。
基本料金だけなら他のインターネットFAXと大差はありませんが、MOVFAXの魅力は送受信のコストです。
受信に関しては、1ヵ月1,000枚まで無料なのです。
1,001枚目から1枚10円(税込11円)が掛かりますが、一人ケアマネ事業所であれば、1ヶ月に受信が1,000枚を超えることはまずありませんので、受信に関しては実質無料になります。
送信に関しては1送信2枚ごとに10円(税込11円)です。
そのため、MOVFAXを使用した場合の一人ケアマネの毎月のFAX料金は以下の計算になります。
基本料金(税込1,078円)+送信料金(1送信2枚ごとに税込11円)=1ヶ月のFAX料金
以下の画像は私(一人ケアマネ)の1ヶ月のMOVFAXの利用料金です。


一人ケアマネの場合、MOVFAXでの1ヶ月のFAX料金は税込1,300~1,500円程度です。

それは安いですね!
私も複合機はリースをせずにMOVFAXを利用します!
インターネットFAXの特徴について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
MOVFAXのお申し込みは以下からどうぞ。

固定費その⑧:水道光熱費


一人ケアマネ事業所場合、水道光熱費はいくら位になりますか?

一人ケアマネである私の事業所で掛かった毎月の水道光熱費は以下のとおりです。
※2022年6月~2023年3月の料金
- 水道料金:3,014円※2ヶ月に1回
- 電気料金:399~1,084円
- ガス代:0円
水道料金に関しては、私の地域では2ヶ月3,014円が最低料金となっており、2015年7月に独立してからそれ以上の料金が掛かったことはありません。
電気料金は、在宅勤務の時間が増えたこともあり、事務所での料金は399~1,084円でした。
私の事務所は角部屋のため正面と側面の2面に窓があり、日当たりも良いので事務所の照明(ライト)を付ける時間も短く済みます。

ガス代は0円ということは契約をしていないのですか?

事務所のアパートでシャワーを浴びたり、調理をすることもないので、ガスの契約はしていません。
ただ、冬場の水は寒いのでそこは耐えるしかありません(笑)
固定費その⑨:電話料金


一人ケアマネとして独立を考えていますが、やっぱり固定電話は必要でしょうか?

一人ケアマネに固定電話は不要です。
代わりにIP電話アプリを事業所の電話番号としています。
私が固定電話は不要と考える理由は以下の3つです。
- 事業所を不在にすることが多く、電話に出られない
- 利用料金が高い
- 片手の自由が奪われる
上記の固定電話のデメリットは、IP電話アプリを事業所の電話番号として利用することで解消できます。

IP電話アプリの月々の利用料金を教えてください。
私が利用しているIP電話アプリ「SUBLINE(サブライン)」のパーソナルプランでの料金は以下のとおりです。
初期費用 | 330円※電話番号取得料 | |
月額利用料金(税込み) | 550円 | |
1分の通話料金(税込み) | 国内の携帯電話 | 22円 |
国内の固定電話 | 11円 | |
サービス利用者同士の1分間の通話料金(税込み) | 2.2円 |
IP電話アプリは着信専用にすることで月額利用料金(月550円)しか掛かりません。
発信は全て携帯番号(090等)から掛けましょう。「かけ放題」のオプションに入れば、通話料金も安く抑えられます。

“一人ケアマネ事業所は固定電話よりIP電話アプリが最善の選択”ということですね!
IP電話アプリのメリット、デメリットについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください
まとめ:無駄な固定費を削減して経営の安定を図ろう

今回は居宅介護支援事業所の固定費を低く抑える方法について解説しました。
今回解説した固定費の削減方法は以下のとおりです。
固定費 | 削減方法 |
---|---|
固定費その①:人件費(役員報酬) | 家族に給与を出して所得分散する |
固定費その②:事務所の賃料 | 自宅を事務所にすれば賃料は掛からない |
固定費その③:社会保険料 | 標準報酬月額ギリギリの金額で役員報酬を設定 |
固定費その④:税理士報酬 | 一人ケアマネ事業所なら税理士なしでも可能 |
固定費その⑤:介護ソフト料金 | 独立型居宅ならカイポケがオススメ |
固定費その⑥:インターネット料金 | テザリングでインターネット料金をゼロに |
固定費その⑦:FAX料金 | コスパ最強はMOVFAX |
固定費その⑧:水道光熱費 | ガスの契約は不要 |
固定費その⑨:電話料金 | 固定電話よりIP電話 |
固定費は売り上げに関わらず毎月かかり続ける費用です。
そのため、一度固定費を削減すればその効果は持続されます。
固定費を削減すれば売り上げが変わらなくても利益を多く残すことができます。
安定した経営を継続するために無駄な固定費は削減してきましょう。

居宅介護支援事業所の固定費削減方法がよく理解できました。
私も独立したら、無駄な固定費を掛けないように工夫していきます!

これからも独立を目指すケアマネを応援します。
それではまたお会いしましょう。
当サイトで販売しているテンプレートの購入方法は、以下の記事で解説しています。
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