はじめまして。
独立型の居宅介護支援事業所で一人ケアマネをしているヒトケアです。
当ブログでは自由な働き方を手に入れたいケアマネさんに向けて、
- 独立開業のノウハウ
- ケアマネ業務効率化
等を発信していきます。
その前に!
まずは私の自己紹介にお付き合いください。
プロフィール
職歴・資格
【職歴】
- 2006年4月:社会福祉法人に就職。介護福祉士として認知症対応型通所介護に勤務。
- 2012年4月:医療法人社団に転職。居宅介護支援事業所の開設準備から関わる。
- 2012年7年:実務未経験のまま一人ケアマネとして居宅介護支援事業所を開設。
- 2015年4月:居宅介護支援事業所の閉鎖を告げられ、独立開業を決意。
- 2015年7月:自分で居宅介護支援事業所を開設。現在に至る。
【資格】
- 主任介護支援専門員
- 社会福祉士
- 介護福祉士
介護福祉士からケアマネへの転身
5年後にケアマネになる!
2006年4月に社会福祉法人に就職した当初から、5年後にケアマネ資格を取得して実務に就くことを目標にしていました。
計画通り2011年にケアマネ資格を取得したものの、当時務めていた社会福祉法人には居宅ケアマネの席が空いてなかったため、1年後の2012年に退職を決意。
在職中に転職活動をする中、医療法人社団による「居宅介護支援事業所開設に伴うケアマネジャー募集」の求人が目に留まり、2012年4月に同法人に転職しました。
そして転職して早々に、同法人の理事長から
3ヶ月後(2012年7月)に居宅を開設できるよう準備してください
と告げられました。
当時の私は「法人が居宅介護支援事業所の立ち上げをやってくれるのだろう」と甘すぎる見通しを立てていたため、
居宅介護支援事業所の開設って何から始めるんですか…(・_・;)
と、不安で押しつぶされそうになったのを記憶しています。※だた、今振り返るとその経験が独立する時に大いに役立ちました。
そこからは「居宅介護支援事業所 開設」「居宅介護支援事業所 必要物品」などをググりまくり、指定申請の流れや必要物品等を学んでいきました。
そして2012年7月1日に居宅介護支援事業所の開設日を迎えたのです。
一人ケアマネ1年目の苦労
無事に居宅介護支援事業所を開設したものの、実務経験ゼロの一人ケアマネ事業所にすぐに依頼が来るほど世の中(地域包括支援センター)は甘くなかったです。※依頼する方も慎重になるのは、よく分かります。
事業所の電話が3週間まったく鳴らず「この電話機は壊れているんではないか?」と自分のスマホから電話を掛けたこともありました。※もちろん事務所の電話は勢いよく鳴り響きました。
待望の新規依頼が来ても各サービスの細かいルールが分からずに、利用者さんからは
「何のマネジメントもしてないじゃないか!」
と、お叱りを受けたことも…。
数え切れない失敗を重ねましたが、その分乾いたスポンジが水を吸うように急速に成長した1年目でした。
居宅介護支援事業所閉鎖
ケアマネとしてようやく板についてきた3年目(2015年)の春、理事長に呼び出され、
居宅介護支援事業所を閉鎖します。
と告げられました。
当時は居宅単独で駐車場付きの広い事務所を借りていたため、一人ケアマネの介護報酬だけで居宅部門を黒字化することは困難でした。
私自身も居宅部門が赤字続きであることは認識していたため、理事長から閉鎖を告げられた時も覚悟はできていました。
ただ、理事長は閉鎖を告げたあと、こう話を続けたのです。
このままじゃ利用者さんも困るだろうから、自分で居宅を立ち上げたら?
あなたならできるよ。
その時「この機会を逃したら二度と独立できない!」と決意を固め、独立開業の青写真を描き始めました。
それからの3ヶ月は、法人(合同会社)設立、事務所(アパート)契約、居宅介護支援事業所の指定申請の提出と慌ただしく過ぎていきました。
その詳細については今後、このブログでお伝えします。
結果的にケアマネ未経験から独立までの道を作ってくれた理事長には感謝してもしきれません。
独立開業
2015年7月1日、念願の独立開業(居宅介護支援事業所開設)を果たしました。
独立から7年以上が経ちますが、独立したことを後悔したことは1日もありません。
また周囲の方には度々、
人(ケアマネ)を増やす予定はないんですか?
と訊かれますが、私は一人ケアマネとしての自由な働き方が性に合っていると実感しています。
一人ケアマネのメリット、デメリットに関しては、今後ブログで発信します。
ケアマネ業務の効率化への取り組み
居宅介護支援事業所の独立後からコツコツ取り組んでいったのが「ケアマネ業務の効率化」です。
ケアマネは複数の関係者からの電話連絡や膨大な書類作成に追われています。
それにより、ケアマネとしての本来業務である相談援助に十分な時間を割けない現実があります。
もっと業務を効率化することで、ケアマネとしての本来業務に専念できるのではないか?
その気づきから、様々なツールを活用することでケアマネ業務の効率化を図っていきました。
さらに2021年9月からはTwitterも開始し「ICTの活用で介護業界を良くしていきたい」という思いを持つ方達と繋がれたことも大きかったです。
介護業界はデジタル化が遅れていると言われていますが、だからこそ伸びしろも十分にあると信じています。
ブログコンセプト
私はこのブログを通じて情報を届けたい人をイメージしています。
それはケアマネ1年目の自分自身です。
当時の自分と同じように、失敗を重ねながらも「いつか一人前のケアマネになって独立開業するんだ!」と希望を抱いている方がいるはずです。
そんなケアマネさん達に、私が試行錯誤の末に身につけたケアマネ仕事術や独立開業のノウハウを全て伝えていきます。
よろしくお願いいたします!